古いPCでもOK!Windows 11インストール - TPM 2.0バイパス方法

目次

2025年10月版 Windows 11アップデート対応

Windows 11はTPM 2.0に対応していないコンピュータにはインストールできません。
でも安心してください。簡単な回避方法があります。この要件をバイパスして、古いPCにもWindows 11をインストールできるんです。
順を追って説明していきますね。

  1. Microsoftの公式サイトからISOをダウンロード
  2. Rufusで起動USBを作成
  3. Windows 11をインストール

さっそく始めましょう!

Windows 11インストールイメージ(ISO)のダウンロード

まずは、Microsoftの公式サイトからインストールISOをダウンロードします。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

上記のリンクにアクセスして、ディスクイメージ(ISO)セクションまでスクロールしてください。
「x64デバイス用のマルチエディションISO」を選択して、[今すぐダウンロード] ボタンをクリック。
Windows言語を選択して [確認] をクリックすると、[64ビットダウンロード] ボタンが表示されます。

[64ビットダウンロード] ボタンをクリックすると、ISOのダウンロードが始まります。
ファイルサイズは約7GBあるので、
インターネット速度によって5分から30分程度かかります。

コーヒーでも飲みながら待ちましょう!

Windows 11 ISOダウンロード選択 Windows 11 ISO言語選択 Windows 11 64ビットダウンロードボタン



Rufusで起動USBを作成

RufusはISOファイルから起動可能なUSBドライブを簡単に作成できるツールです。
Rufusホームページから最新版をダウンロードしましょう。
https://rufus.ie/ja/

Rufusホームページ

標準版でもポータブル版でもどちらでもOKです。
今回はポータブル版を使っていきます。

Rufusダウンロードファイルリスト

作業を始める前に、使いたいUSBドライブ以外はすべて抜いておきましょう。
この作業でUSB内のデータが全て消えてしまうので、間違ったドライブを選ばないように注意してくださいね。

Rufusを初めて起動すると、更新確認について聞かれます。
[いいえ] をクリックして大丈夫です。

Rufus更新確認ポップアップ

Rufusが開いたら、USBの容量を確認して、正しいドライブかどうかチェックしましょう。

次に [選択] ボタンをクリックして、先ほどダウンロードしたWindows 11 ISOファイルを選びます。
RufusがISOを認識すると、自動的に設定してくれます。

Rufusメイン設定画面

ここが重要なポイントです!Windowsユーザーエクスペリエンスウィンドウが出てきたら、この2つにチェックを入れてください:

  • 4GB以上のRAM、セキュアブート、TPM 2.0の要件を削除
  • オンラインMicrosoftアカウントの要件を削除
Rufusユーザーエクスペリエンス設定

両方にチェックが入っているか確認してください。これで古いPCでもTPM 2.0をバイパスできます。

準備完了![スタート] ボタンをクリックして、Windows 11起動USBを作成しましょう!



起動USBからWindows 11をインストール

いよいよUSBから起動してWindows 11をインストールします。

Windowsボタンを押して 設定 を開くか、Windowsキー + I ショートカットを使ってください。

設定画面で 更新とセキュリティ をクリック。
Windows設定 - 更新とセキュリティ

左側のメニューから 回復 を選んで、[今すぐ再起動] ボタンをクリックします。
詳細スタートアップオプション - 今すぐ再起動ボタン


PCが再起動して、起動オプション画面が表示されます。
[デバイスの使用] をクリックして、作成したUSBドライブを選べばWindows 11のインストールが開始されますよ。
Windows起動オプションメニュー